①高3の秋から始める勉強法

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高3の秋から始める勉強法

高3の10月に偏差値48からMARCH・関関同立に合格する方法

1.MARCH・関関同立は2科目受験で攻める

「私立は3科目受験でしょ?」と思っていませんか?
2科目受験もあるのです。
「でも科目数が少ないということは3科目より難しいのでは?」
変わりません。ですから科目数を絞って集中型する方が良いです。
実際同じ大学を3科目受験と2科目受験して、2科目のみ合格という生徒を何人もみてきました。
例のために一部記載しますが受験できるところはまだまだあります。

受験校例 文系(2016年度入試)
青学 - 日本文 英 (100)、現古 (200)
中央 - 総合政策 英 (150)、現 (100)
法政 -T日程 英 (150)、現 (100) ※ ほとんどの学部を受験可能
関西 - 全学部2科目 英 (200)、現古 (100) ※ 全学部を受験可能

受験校例 理系(2016年度入試)
青学 - 社会情報 英 (150)、数III(200)
東京理科 - 理 英 (100)、数III(200)
法政 -T日程 英 (150)、数III(100) ※ ほとんどの学部を受験可能 数IIIなしの学部もある
明治 - 情コミュ 英 (100)、数IIB(100)

2.大学の問題の質と傾向を見極める

MARCH・関関同立とまとめて呼ばれていますが、当然大学のレベルはバラバラで、問題傾向も 全然違います。
そのため対策方法も異なります。
学部によって多少の誤差はありますが英語を例にとってみましょう。
長文が得意な人へお勧め:同志社
理由:文法がない。内容一致が多い。
毎年傾向が変わらないので、対策が立てやすい。
文法が得意な人へお勧め:は立命館
理由:文法が多い。解きやすい。
毎年傾向が変わらないので、対策が立てやすい。
素直な問題が多い。

明治・立教・関学は文が難しい。
早稲田系。現代文が苦手な人はあまりお勧めできません。
そんな人は青山・法政・中央・立命館・関西を受けましょう。
文が簡単で、探し読みがしやすい。上智系です。

3.受験は自分の得意な形で受ける

現代文が得意で英語が苦手な生徒が英 (200) 現 (100) の配点で受験して勝ち目はありますか?
これが戦略です。時間を考え、自分の得意分野に相手を合わせさせる受験プランを考えるのです。
センター利用では1つの科目が他の科目の2倍や4倍の受験方法があります。
受験料も安いので、英語ができたパターンや現、古文ができたパターンなど、様々な予想をして出願することがお勧めです。

受験校例
 立命館 - 理工(セ) 数 (200)・物 (200)・英 / 現 / 地 / 公 (100)
 関西学院 - 理工(セ) 数 (400)・英 (100)・理 (100)

4.センター利用で国語は現代文だけで90分使う

センター試験は国語 80 分間で通常なら現代文・古文・漢文を解きます。
それを古文・漢文を必要としない大学に絞ることで 80 分間現代文だけに使用できます。
通常の2倍の時間数を使えることで高得点 を取るのです。
国語の合計得点は下がりますが、現代文のみ非常に高い点数が取れる可能性があります。
この方法で、偏差値 40 ほどの生徒が現代文9割を取って大逆転を可能にしています。
センター現代文 は対策が立てやすいことも点数が伸びやすい要因です。
私立受験をしようとしている人は本番はセン ターではないので、ここは受験校を絞ってみると良いでしょう。
また、社会が苦手、まだあまり勉強していない人は2教科受験がお勧めですが、行きたい学部などを 捨てられない場合は、公民受験でいきましょう。
一般受験でも受験可能です。英語と国語に時間を割 いてもまだ間に合います。

受験校例
 立教 - 経営・コミュ(セ) 英 (150)・現 (100)・歴 / 公 / 数 (100)
 立命館 - 国際関係(セ) 英 (200)・現 (200)・歴 / 公 / 数 (200)
 ※ 立命館は文学部以外の全学部で現代文受験

5.基本問題を完璧に

受験は一般的に7割で合格です。
満点取る必要はありません。つまり3割間違えて良いのです。
MARCH・関関同立は難関大と呼ばれていますが、問題は基礎的な問題が多いです。
つまり基礎問題 を時間をかけてミスなく正解すれば合格できます。
難しい問題は勉強でも本番も捨てて、基礎問題を反復して完璧にしましょう。