③高2、高1の勉強方

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高1高2のいまから難関国公立大に合格する方法

今の力で志望校を諦めない。
人生をかけて本気で目指すならE判定でも合格できる。

1.志望校・学部・学科を決める

自分の志望校を決めます。
それにより受験科目・配点が決まり、自分に必要なものが明確になります。
推薦で調査書を使わないのであれば、受験科目でない科目に時間をかけても結局は使いません。
無駄な時間を使うことになります。
高校生活は短いのです。
不要な科目の勉強をやるよりも、必要な科目の勉強や部活に時間を使った方が良いと思います。
まずはゴールを決定します。

2.定期テストをうまく利用する

必要な科目と不要な科目に分けたら、不要科目の時間を必要科目に割り振り、必要科目で学校のトップを狙ってください。
特に理・社や学習途中(英文法・古漢・数学など)の科目は頑張ってください。
教科書や答えの丸暗記という非効率な勉強はやめ、それをする時間があれば少しでも必要な科目の勉強時間に時間を割くべきです。
中学校の意識の残りで総合順位を気にする人が多いですが、高校の総合順位にそこまでの価値はありません。
高校受験では調査書の点数を上げるために全科目の総合順位は大切でしたが、大学受験では調査書が必要な一般受験は僅かで、もし使ったとしても配点は低いです。高校での総合順位は受験のための戦いではないと思います。
稀に全科目高得点を叩き出し、模試でも良い偏差値を取って東大や医学部に合格する人はいますが、それは例外です。つまり高校での定期テストは総合順位ではなく、科目順位を気にして勉強をすべきです。
そして必要な科目は定期テストで深く追求して、高得点を叩き出してください。

3.英単語の勉強の方法の例

1)1日100個以上暗記する(可能なら200個) 約2.5時間(約5時間)
  その際に集中力を高め、イメージ化・語呂・ストーリー化などしながら覚えること
  10個ずつ覚え、隠して全問正解できたら次の10個を覚えるというやり方で進む
  英語で書ける必要はなく、日本語の意味が答えられるようにする
2)その日の最後にテストを行い、間違えた単語と意味をノートにまとめる
3)まとめたノートが全問正解できたらその日の単語勉強は終了
4)翌日、前日にまとめた単語を復習してから次の100個(200個)に進む

まず100個も覚えられないと思った人も多いと思います。
しかし、英単語を勉強していて失敗するパターンの多くは「時間がかかりすぎて学習した単語を忘れてしまう」「数ヶ月も終わらないので途中でやめてしまう」というものです。
これを解消するために1ヶ月だけ我慢して本気で単語のみ勉強しましょう。
そしてこれを3回行えばほとんどマスターできるでしょう。
もし仮に2000語の単語帳であれば、1日200個暗記したら、10日で1回、1ヶ月で3回できます。
1ヶ月で英語の違った世界が見えてくるはずです。

4.高2の間にやるべきこと

まずは2月の模試を目標に据えましょう。
その中間地点として、10月末の模試を利用しましょう。

10月の模試から全科目の模試に変わるはずです。
部活を頑張っている人も多いでしょう。
高3になるとみんな勉強します。
偏差値というものは他の人とどれほど離れているかを示すものなので、そこから勉強しても偏差値を上げることは単純に難しいのです。
みんなと同時にスタートする人は偏差値50なのです。
他の人よりも前に勉強を始める人が偏差値が高いのです。

高3になると浪人生が登場します。
模試も難しくなり、偏差値も下がるでしょう。
合格する一番良い形は、常に志望校A判定を出し続けることで、この理想型に持っていくために、高2の2月模試でC判定以上を取りましょう。

英数国は時間がかかるので、これから徐々に行います。今やるべきは理社です。
理社でC判定以上を取るのです。これはやる気さえあれば簡単です。
まずは学校で使用している暗記本を使用して徹底的に復習すること。
定期テストで勉強したものがあればそれがより良いです。
ここで勉強して、偏差値を出せば、残りは時間をかけずに得意科目として扱っていけます。
そしたらメインの英数国を上げるだけで良いわけです。
友達よりも偏差値が出ていることと、少しの勉強で結果が出やすいので、勉強が楽しくなるはずです。