大逆転合格のための戦略

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大逆転合格のための戦略

1.ゴールとスタートとの「差」を明確化

過去問を直前期まで解かない人、力が完成してから解くという人、これは間違いです。
確かに直前期や最後の演習として過去問を使うことは正しいですがゴールを明確に示しているものがあるなら先にやり、傾向と対策をまず考えるべきです。

過去問を先に解くことにより、その大学に必要なもの、今の自分に足りないもの、現状把握ができるのです。
まずは過去問を解き、分析を行いましょう。

2.学習プランニングを行う

スタートとゴールが明確になったら、次に合格までの道筋を立てましょう。
その際に注意することは1科目だけではなく、必要な科目すべてを残り時間と配点を考えてプランニングすることです。
今の自分の学力からの計算だけでは受験まで間に合いません。必ず逆算してください。

また、例えば英語がセンター試験200点2次試験400点の合計600点に対し、日本史50点なら理論上12倍の勉強時間の差があって良く、どの科目に何時間使うのか振り分けることが必要です。

経営学でよくいわれる3つの目(鳥の目・虫の目・魚の目)を持ちましょう。
まず全体像を把握する鳥の目。
受験までの全科目の長期プランを立てます。
次に深く把握する虫の目。
月間・週間・日間プランを立てましょう。
最後に流れを把握する魚の目。
苦手分野、模試でなぜこの問題を間違えたかなどの分析、計画の修正などを行っていきましょう。

3.参考書の種類を理解し、メイン本を決定

どの科目でも軸となる参考書を決めることが大切だと考えています。
参考書は教科書本・理解本・まとめ本・演習本に分類されます。

インプットに適した教科書本、その教科書本のサポートとしてわかりやすく解説した読み物の理解本、図や表を中心に整頓に適し、学習済み単元学習に適したまとめ本、アウトプットに適した演習本に分類できます。
参考書は毎年多く出版されているのでどれが良い参考書か迷うと思います。
先輩からアドバイスをもらうのも良いですが、人によって現状での必要なものが違うので、鵜呑みにするのは危険です。
また、受験制度も変化しているので、名作でも古くて使えないものも多いです。

サクセスアカデミーで指示した参考書を最後まで手を抜かないでやってください。
あとは、適切な時期に演習本として、センターや志望校の予想問題集や過去問を解いてみましょう。

どの科目でも最低1冊はメイン本を決めてください。
「この参考書(授業)だけは何を質問されても答えられる」という本です。
受験勉強はこのメイン本の選定で大きく左右されます。
必ず失敗しない様にしましょう。
そしてこのメイン本は何度も何度も復習してください。
軸がないとそこから追加していくサブ本の効果が薄れてしまいます。